「餅とオーブンレンジ」、意外な組み合わせですよね。
でも、この二つを使って、驚くほどおいしい餅が焼けるんです!
オーブンレンジでの焼き方、実はとっても簡単。家にあるものだけで、特別な餅の時間が楽しめます。
今回はオーブンレンジを使った餅の焼き方や美味しい調理方法について、紹介しますので、最後まで是非ごらんください。
目次
1. 餅をオーブンレンジで焼くための基本
餅をオーブンレンジで焼くには、コツや注意すべき点があります。餅をオーブンレンジで焼くときの基本について解説します。
1-1. 餅をオーブンレンジで焼く方法
餅をオーブンレンジで餅を焼く手順は以下のとおりです。
① 餅を一口大に切ります。
② クッキングシートを敷いた天板に餅を並べます。餅同士がくっつかないように少し間隔をあけます。
③ オーブンレンジの設定をします。温度は200℃程度、時間は10分程度が目安ですが、機種や好みによって異なりますので、説明書を参考にしてください。
④ オーブンレンジで焼きます。途中で裏返したり、焼き色を見たりしてください。
⑤ 餅がカリカリに焼けたら、取り出して好みの具材や調味料と合わせてお召し上がりください。
オーブンレンジで餅を焼く場合、注意すべきことがあります。
まず、クッキングシートを敷くことで、餅が天板にくっついたり、焦げたりするのを防ぐことができます。
また、餅は焼きすぎると乾燥して硬くなったり、煙が出たりすることがあります。
そのため、焼き時間は最小限に抑えてください。
さらに、餅は火傷の原因になることがありますので、取り出す際は十分に気をつけてください。
1-2. おすすめのオーブンレンジモデル紹介
餅を焼くのに、おすすめなオーブンレンジを3台ご紹介しておきます。
1-2-1. シャープ ヘルシオ AX-XW500
シャープ ヘルシオ AX-XW500は、電子レンジとオーブンの切り替えがワンタッチでできる便利なモデルです。
電子レンジは31Lの大容量で、餅だけでなく、大きな食材も加熱できます。
オーブンは水蒸気を使って低温調理ができるヘルシオ機能が搭載されており、餅をふっくらと焼くことができます。
また、自動メニューも豊富で、餅以外にもピザやパンなども簡単に作れます。
価格は約6万円程度です。
1-2-2. パナソニック NE-BS1500
パナソニック NE-BS1500は、電子レンジとオーブンの機能が充実した高性能なモデルです。
電子レンジは32Lの大容量で、温度センサーが付いているので、食材の加熱具合を自動で調整してくれます。
オーブンは上下2段で焼けるので、餅だけでなく、肉や魚なども一度に焼くことができます。
また、蒸し機能や発酵機能も備えており、餅以外にもケーキやヨーグルトなども作れます。
価格は約7万円程度です。
1-2-3. 東芝 ER-RD8(W)
東芝 ER-RD8(W)は、容量やサイズがコンパクトな省スペースなモデルです。
電子レンジは26Lの容量で、キッチンに置きやすい幅50cm以下のサイズです。
オーブンは上下独立加熱方式で、餅だけでなく、グラタンやラザニアなども美味しく焼けます。
また、自動メニューも多彩で、餅以外にもカレーやチャーハンなども作れます。
価格は約4万円程度です。
1-3. 餅を電子レンジで焼く方法
オーブンレンジは電子レンジと比べて高価なので、もう少し安価な電子レンジを使った方法です。
電子レンジでも工夫すれば、餅を美味しく焼くことができますので、以下の手順を参考にしてみてください。
① 餅を一口大に切ります。
② 餅を耐熱皿に並べます。餅同士がくっつかないように少し間隔をあけます。
③ 餅に水をかけます。水分がないと餅が硬くなる可能性があります。
④ ラップをかけて電子レンジで加熱します。加熱時間は、餅の量や電子レンジの機種によって異なりますが、目安としては1個あたり30秒程度です。途中で様子を見て、必要に応じて加熱時間を調整してください。
⑤ 餅がふっくらと膨らんだら、取り出して好みの具材や調味料と合わせてお召し上がりください。
電子レンジで餅を焼く場合、注意すべきことがあります。
餅を調理する場合は、注意点がいくつかあります。
まず、餅は熱くなると膨張するので、ラップをかける際は空気穴を開けておきましょう。
また、餅は加熱しすぎると乾燥して硬くなったり、焦げたりすることがあります。
そのため、加熱時間は最小限に抑えてください。
さらに、餅は火傷の原因になることがありますので、取り出す際は十分に気をつけてください。
2. 餅をオーブンレンジで調理するレシピ
オーブンレンジで餅を焼くと、ふっくらもちもちの食感になります。
オーブンレンジなら、餅を切って並べるだけで簡単に焼けるので、手間もかかりません。
ここでは、餅をオーブンレンジで簡単に調理できるレシピを3つご紹介します。
どれも、”おやつ”や”おつまみ”にぴったりのメニューです。
2-1. みたらし団子の作り方
みたらし団子は、甘いタレに絡めた餅の串刺しです。
市販のタレを使えば、簡単に作れます。
材料(4本分)
・ 餅 4個
・ みたらし団子のタレ 適量
・ 竹串 4本
作り方
① 餅を半分に切り、ラップに包んで電子レンジで1分加熱する。
② 竹串に餅を4個ずつ刺す。
③ オーブンレンジのグリル機能で5分焼く。
④ タレをかけて出来上がり。
2-2. バターもちのレシピ
バターもちとは、バターと砂糖を混ぜたものを餅に塗って焼いたお菓子です。
バターの香りと甘さがクセになる一品です。
材料(4個分)
・ 餅 4個
・ バター 大さじ2
・ 砂糖 大さじ2
作り方
① バターと砂糖をボウルに入れて電子レンジで30秒加熱し、よく混ぜる。
② 餅を半分に切り、ラップに包んで電子レンジで1分加熱する。
③ 餅にバター砂糖を塗り、オーブンレンジのグリル機能で5分焼く。
④ 焼き色がついたら出来上がり。
2-3. もちグラタンの調理法
もちグラタンとは、チーズやホワイトソースをかけた餅をオーブンで焼いた料理です
。チーズと餅の相性が抜群です。
材料(4人分)
・餅 8個
・ベーコン 4枚
・マッシュルーム 8個
・ホワイトソース 200ml
・ピザ用チーズ 適量
・パセリ 適量
作り方
① ベーコンとマッシュルームを一口大に切る。
② 餅を半分に切り、ラップに包んで電子レンジで2分加熱する。
③ オーブントースターで予熱する。
④ 耐熱皿に餅を並べ、ベーコンとマッシュルームを散らす。
⑤ ホワイトソースとチーズをかける。
⑥ オーブントースターで10分焼く。
⑦ パセリを散らして出来上がり。
以上、是非ためしてみてください。
3. 餅をオーブンレンジで焼き上げるコツ
餅をオーブンレンジで焼き上げるときは、いくつかのポイントに注意する必要があります。
そうすれば、餅にふっくらとした食感や香ばしい焼き色を出すことができます。
ここでは、餅をオーブンレンジで焼き上げるときのコツを3つ紹介します。
3-1. クッキングシートの活用法
餅をオーブンレンジで焼くときには、クッキングシートを使うと便利です。
クッキングシートは、餅がレンジ皿にくっついたり、焦げたりするのを防ぎます。
また、クッキングシートには水分を吸収する効果もあります。
餅は水分が多いと膨らみにくくなるので、クッキングシートに包んで加熱することで、ふっくらとした餅に仕上げることができます。
クッキングシートの使い方は簡単です。
まず、餅を一口サイズに切ります。
次に、クッキングシートを2枚重ねて広げ、その上に餅を並べます。
そして、クッキングシートを折りたたんで餅を包みます。最後に、レンジ皿に乗せて加熱します。
3-2. 適切な餅の焼き方
餅をオーブンレンジで焼くときには、以下が重要な要素です。
・適切な加熱時間
・餅のふくらみ加減
・餅の表面の色
それぞれ以下で解説します。
適切な加熱時間
適切な加熱時間を見極めることが大切です。
加熱時間が短すぎると、餅が十分に膨らまず、硬くなってしまいます。
逆に、加熱時間が長すぎると、餅が乾燥してパサパサになってしまいます。
餅の大きさや種類、オーブンレンジの機能や出力によって異なります。
一般的な目安としては、一口サイズの餅を600Wのオーブンレンジで加熱する場合は、1個あたり約30秒程度です。
ただし、この時間はあくまで参考値なので、実際には加熱中に様子を見て調整する必要があります。
加熱中に様子を見るときには、以下の2つのポイントに注目します。
・餅が膨らむ程度
・餅の表面の色
餅のふくらみ加減
餅が膨らみは、餅の食感や柔らかさに影響します。
餅が十分に膨らんだら、火力を下げるか停止することで、ふっくらとした餅に仕上げることができます。
逆に、餅が膨らみすぎると割れてしまう可能性があります。
その場合は、火力を下げるか停止するだけでなく、クッキングシートから出して冷ましてください。
餅の表面の色
表面の色は餅の香ばしさや焼き色に影響します。
餅が薄い茶色になったら、火力を上げるかグリル機能を使うことで、香ばしい焼き色をつけることができます。
逆に、餅が黒くなったり焦げたりすると、苦くなってしまいます。
その場合は、火力を下げるか停止するだけでなく、焦げた部分を切り落としてください。
3-3. 焼き色をつける方法
餅をオーブンレンジで焼くときには、焼き色をつけることで、見た目や味にアクセントを加えることができます。
焼き色をつける方法は、以下の2つがあります。
・グリル機能を使う
・はちみつやしょうゆなどの調味料を塗る
3-3-1. グリル機能を使う
オーブンレンジのグリル機能を使う場合は、餅が十分に膨らんだら、クッキングシートから出してレンジ皿に並べます。
次に、グリル機能をオンにして、餅の表面に焼き色がつくまで加熱します。
このとき、餅が焦げないように注意してください。
3-3-2. はちみつやしょうゆなどの調味料を塗る
はちみつやしょうゆなどの調味料を塗る場合は、餅が十分に膨らんだら、クッキングシートから出してレンジ皿に並べます。
次に、はちみつやしょうゆなどの調味料を少量ずつ餅に塗ります。
最後に、オーブンレンジの通常機能で約1分程度加熱します。このとき、調味料が餅からはみ出さないように注意してください。
以上が、餅をオーブンレンジで焼き上げるコツです。このコツを実行すれば、オーブンレンジでもおいしい餅が作れます。ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は餅をオーブンレンジで焼き上げるときの注意点やコツを解説しました。
オーブンレンジを使えば、みたらし団子、バターもち、もちグラタンといった調理への応用が効きます。
今回の情報を参考にして、オーブンレンジを使ったおいしい餅料理を楽しんでください。
以上です。